🎞️「動くピンバッジ」ができるまで〜森の動物フォト隊ピンバッジ

当社では会社や団体などで使用する社章(会社のバッジ)の注文及び、製作を行なっています。

金属加工ができるという強みを活かして何かユニークなものができないのかと考えた結果、ゴルフマーカーに続き、ピンバッジを作ることになりました。


オリジナルのゴルフマーカーを企画したときにも感じたことですが、「ちょっと動きがあるもの」って、見ていて楽しいし、持っているだけで気分が上がるんですよね。

そんな思いから、「動きのあるアクセサリーって、もっと面白いものが作れるのでは?」という発想が生まれました。

 

🐾 動物たちが“カメラを構える”って?

最初に思いついたのは、「動物たちが手を振ったら、ちょっと可愛いんじゃない?」というアイデアでした。

そこからアイデアを膨らませていくうちに、**動物たちが“撮られる側”ではなく、“撮る側”になったらどうだろう?**と思いついたのです。カメラを構え、ファインダーを覗く動物たち——それだけで、ちょっとした物語が生まれそうな気がしてきました。

 

🔩 可動ギミックへの挑戦

さらに、「カメラを持った腕が左右に動いたら、表情がもっと出るかも?」と考え、小さなネジを使って腕が左右に動く構造に挑戦しました。

ほんの些細なギミックではありますが、ポーズが変わることで、同じキャラクターでも雰囲気が変わりおもしろい。

カメラバッグや帽子の片隅に、ちょこんとこのピンバッジが付いていたら…想像するだけでテンションが上がってきました。
でも、ここからが本当の試行錯誤の始まりです。

 

裏面にはピンがついていますが、これはひとつひとつ、バーナーを使って手作業でロウ付けしています。写真はその様子を撮影したもので、炎の熱を感じながら、金属がちょうどいい温度になるタイミングを見計らって接合します。

この作業は見た目以上に繊細で、ほんの少し温度や位置がずれると美しく仕上がりません。効率よりも確実さと美しさを大切にして、毎回集中して作業を進めています。

手間はかかりますが、それもまたこのピンバッジの魅力の一部
機械では出せない、手作業ならではの“やわらかさ”や“あたたかみ”が生まれます。

✨ そして、10種類の仲間たちが完成!

構造を工夫し、細部の形状を調整し、仕上がりを磨きながら、ようやく完成したのがこのシリーズ。
うさぎ、コアラ、猫、犬、パンダ、くま、ゾウ、トラに、少年と少女を加えた、全10種類のピンバッジが誕生しました。

メッキ屋さんに真鍮古美のメッキ加工をお願いし、ビンテージ感も加味して完成です。

動物たちがカメラを構えた、ちょっと不思議で、でもクスッと笑えるようなデザイン。
そして、ほんの少しだけ動くギミックが、持ち主とのささやかな会話を生んでくれたら――そんな願いを込めてつくりました。

 

 

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