YAMAX 山バッジディスプレイスタンドⅡ

山好きの心に響く、特別なディスプレイ。

自分の登山史を飾ろう!をコンセプトに作られた、これまでにないYAMAX 山バッジディスプレイスタンドⅡ。

登山の思い出を、ずっとそばに。

ひとつひとつの山を登るたびに手に入れた、あの小さなバッジ。

それは、あなたが歩んだ山々の証であり、思い出そのもの。山小屋で見つけたときの喜びや、達成感に包まれた頂の空気を、山バッジは静かに語りかけてくれます。

私もかつては、登るたびにバッジを買い集め、ザックの雨蓋の裏側に付けたりしていました。やがて新しいザックに変わり、バッジは宝箱の中で眠ることになってしまいました。

「登山の記録である山バッジをカッコ良くディスプレイできないだろうか」

せっかく集めた山バッジが見えないままでは寂しい気がして、タペストリーのような布に取り付けて、部屋に飾ることを思いつきました。


山バッジの裏側は、多くが安全ピンのような構造になっているため、タペストリーのような布製のものなら簡単に取り付けることができます。
しかし、これだというタペストリーが見つからず悩んでいたところ、ふと「写真立てのように、机の上に飾れるものがあったらいいのでは?」と思い至ったのです。

山バッジをディスプレイできる、写真立てのようなものはないだろうか?」
そんな思いでいろいろ探してみましたが、当時はぴったりのアイテムが見つかりませんでした。

それなら、自分で作ってみよう――。そう考えた私はすぐにひとつの大きな壁にぶつかりました。

考えは非常に甘かった...

山バッジの裏側の留め具は、山バッジごとにまちまちで、規格が統一されていないということがわかったのです。
この多様性が、製作における最大の難関となったのです。

試行錯誤の末、初期型の山バッジディスプレイスタンドでは、バリエーション豊かなバッジの裏側の留め具に対応するために、専用ホルダーを別途用意し、マグネットで固定するという仕様を採用しました。

しかし、この専用ホルダーを成型品として製造したことで、金型の製作コストが膨らんでしまい、製品価格の設定に大きな悩みを抱えることになったのです。

さらに、画鋲のような形状をした「バタフライクラッチ」と呼ばれるタイプにはまったく対応できず、安全ピンタイプも幅が製品ごとに異なり、特に極端に幅の狭いものには装着が難しいという問題もありました。


結果として、なんとか製品化には至ったものの、多くの課題を抱えたままのスタートとなってしまいました。

 

それでも諦めず、これらの問題を一つひとつ見直し、改良を重ねたのが、次にご紹介する「山バッジディスプレイスタンドⅡ」です。

※初期型の開発経緯や試作の詳細は、こちらの記事にまとめていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください:
👉 山バッジスタンドができるまで | 試作から完成までの道のり

 

さて、こうして、初期型の問題点をできる限り解決したものが山バッジディスプレイスタンドⅡとなります。

新しい山バッジディスプレイスタンドⅡは、初代モデルとは異なり、さまざまなタイプのピンバッジに対応しています。

コンパクトなスタンドタイプなので、机の上や棚の一角など、飾る場所を選びません
しかも、バッジは整然と美しく並び、取り付けも簡単。初期型で必要だった専用ホルダーは不要になりました。

対応しているのは、**セーフティピン(安全ピンタイプ)**や、**バタフライクラッチ(針タイプ)**など、一般的な山バッジの留め具ほぼすべて。
裏面の仕様が異なるバッジでも、そのまま取り付けて楽しめるよう工夫されています

 

山バッジディスプレイスタンドⅡは、山バッジを最大20個まで飾れるM型と、最大12個まで飾れるS型と2種類あります。

このディスプレイスタンドの本体には、MDF(中密度繊維板)にウォールナットの突板(つきいた)を貼り合わせた素材を使用しています。

MDFは再生木材を原料としており、反りや割れが起きにくく、加工性にも優れているため、ディスプレイスタンドの構造材として非常に適しています。

また、落ち着いた色合いのウォールナットは、主役である山バッジの魅力を引き立てながら、リビングや書斎などの空間にも自然と調和します。

ちなみに、突板とは、天然木であるウォールナットの表面材を薄くスライスし、それをMDFの表面に圧着したものです。つまり、表面は本物のウォールナットでありながら、構造材としての安定性を持ったMDFとの二層構造となっています。

木の質感と機能性、両方を大切にした素材選びを行っています。

今後は、さらに多くの山バッジを飾れる大型タイプや、数個だけをさりげなくディスプレイできるコンパクトタイプの開発も視野に入れています。

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